まほやく２部１章１０話

みんなー！！

集合！！！！

また…もう…また！！！！！！

もー！！！

やったー！！！！！

王子の企みごと

なんか全然アーサーとヴィンセントの跡目争い続いてたのがびっくりしました。終わったと思ってた

そして来る政権争いに向けてアーサーも着々と準備してるなという感じでした。カインを要職に戻すという話ですが、あれはアーサーがオズについて焚書するような、アーサーにとっての英雄がアーサーの思うところの正当な評価を得られる世界（誰もオズのことを悪く言わない世界）のためのわがままでありつつ、アーサー陣営を固めるためだろう、ということでいいんでしょうか。アーサーが本気で政権握ろうと思ったら、上層部にアーサー派の仲間がいないとどうにもならないので……

アーサーにとってのカインは従者ではないですが、もはや騎士というより右腕に近いものなのでは、アーサーはそうなってほしいのではと私は思っていますが、アーサーはどうでしょうか。そう思っていてくれたらうれしいです、私より。今回の「私の騎士は賢いな」とか、カインが政治でも役に立つ感がなんか出てて…着々と進めてるなって思います。

「魔法騎士団」は果たしてカインの憧れた「騎士」なのかどうか疑わしいです。もともとカインのような若者が騎士団長になっていることからも、中央の国の騎士団は形骸化した名誉上の勲章システム（ってウィキペディアにかいてあったから使います）であって、カインの憧れ方もドン・キホーテみたいな感じなのかなと思っています。

　※カインのような若造が騎士団長になっていることについてはアーサーを中央の国に戻すにあたりスノホワあたりがほにゃほにゃしてたらいいのになというほにゃほにゃがあるのですが、ほにゃほにゃが長いので、またいつか

新たに魔法騎士団を設立して団長に据えるというのは名誉でも何でもないと思うのですが、とにかくカインを要職に就けたいというアーサーの熱烈なラブコールは伝わる……そして名ばかり「騎士団長」を受け取るカインの覚悟もなんか…伝わる…それはもうカインの憧れた「騎士」を捨てることと変わりないのではとも思いますが、すでにカインは騎士ではないし、騎士でなくても月の裏側までアーサーについていくんだったな　ラブですね

ラブの図です。カインにとっては…騎士＜アーサーだから……

アーサーの理想の世界（魔法使いと人間が共生する世界）のためにはアーサーが王になってめちゃくちゃしていくしかないのですが、アーサー自身が使命に燃えてるのがまぶしいです。人間の両親から生まれた王子で、魔王オズの弟子という立場ならまあ使命もめちゃくちゃ燃えちゃうと思いますが…

オズが、なんとかアーサーが死なないように裏でめちゃくちゃ頑張ってる横で、アーサーとカインが若さに燃えてるとすごく残酷で切ない…萌え…と思います。

ゲームオブスローンズみたいな中央の国見たいです！全然ヴィンおじと跡目争いしてほしい！机を囲んでばっかりで剣を佩かなくなってしまったカインも見たい！

この後の更新しばらくヴィンおじがかわいそうにきまってるからつらい！私はヴィンおじも好きなのに……ヴィンおじのこと無能に書かれると嫌なので、みなさんちゃんと礼儀正しくしてほしいです。かしこ