井藤

井藤!

Good Night Awe寒

夏目アラタの結婚5巻

 

出ましたねえ!相変わらず面白いです。真珠は化け物と美女の振り幅が大きくてマジで名ヒロインですね。歴史に名を残して欲しい。真珠母のこともめちゃくちゃ気になります。

さて、真珠のチョーカーの件です。「痛々しさっていうのはある種の魅力なんですかね」と宮前が言ったのが2巻、ガリガリでキャミソールにチョーカーをしていた真珠のところです。この時からだいぶマチルダっぽさはありましたが、本巻でズバリきましたね。レオン症候群、男として何かを守るヒーローになりたい、弱くて若い女なら一番手っ取り早いしあわよくば…みたいなキモさがすごくてマジやばいですね!か弱く若い女子を守る渋い男(女子から恋心を向けられても大人の余裕で断る)というのは古来からのドリームな気がします。もちろん私はそういうペアが大好きなのですが、なんか最近は私も歳をとったので、怖…となることが多々あります。今娘の友達を読んでいるんですが普通にキモくないですか?最初は古都、こわ…だったけど今はいや父親やばいやつじゃん…と思っています。なんかな…歳の差カプを推すときはそれがまず"良くない"(と私は思っています)と認識したうえで、その良くない感じが味になるカプなのかどうかって考えちゃいますね。例えばネロリケとかそうじゃないですか?めちゃくちゃ良くないのが良い この辺は殺人犯のキャラを推せるかとかそういう話ですね 倫理的に良くないところが推せるというのはそのキャラを倫理的に肯定するのとはまた別の話のはずです。だから私の中では未成年歳の差良くないという気持ちと未成年歳の差萌えが両立しています。

で、なぜチョーカーをすると急にエロくなるのか。これは本当に知りたい…首輪に見えるからという話でもなさそうっていうか…首輪に見えるからなのか!?チョーカーをする人がだいたいエロいからチョーカー=エロいと私が刷り込まれているだけなのか?

チョーカーの代名詞はやっぱりマチルダなのかなあと思いますが、そもそもマチルダがエロいんですよね、コケティッシュというか。マチルダってめちゃくちゃ胸元空いてませんか?少女が大人びた女性の服を着ているとかマチルダの境遇とかあわさってアウトロー感があるので、なんかセクシーというか…なんなんですかね!?やっぱりセクシーな少女というヒロイン像はともかく自分もマチルダみたいな女を守りたいという男心キモいですね。真珠の被害者たちがどんどんキモくなるのも面白いんですよね。被害者たちは実際に真珠とヤってますしね…… レオン症候群の男たちのそれは父性じゃなくて下心なんですよねえ……既婚者なのもねえ〜……

 

追記■レオンと娘の友達を並べて書いてしまったので念のため補足します。娘の友達はまだ途中までしか読んでないのですが、父親が明らかにキモいものとして描かれていると思っています。おじさんと少女のラブを美しいものとして描くか、異常なものとして描くかで娘の友達はその辺のジャンルとは違う漫画だと思っていますが、まだ全部見てないので変なこと言ってるかも…あれはジャンル:毒親とかじゃないかな 非難されるのは前者で後者は問題ないと思っているのですが(後者がダメなら殺人犯が主人公の漫画とかもダメになる気がするのですが)考えが足りないかも